ガリで消化促進【生姜の効能、新生姜の甘酢漬け】

ガリで消化促進 生姜の効能 新生姜の甘酢漬け ブログ

管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです。

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新生姜が手に入ったので、手作りガリを作ってみました。

手作りガリのレシピと生姜の効果について書いていきたいと思います。

生姜の成分ジンゲロール

生の生姜に含まれる辛味成分はジンゲロールというものです。

生姜を加熱させたり、乾燥させると、ジンゲロールは独特の香りを持つジンゲロンやショウガオールへと変化します。

ジンゲロールは殺菌作用、胆汁の分泌を促進し脂質の消化を助ける、つわりの吐き気を抑える、免疫力アップなどの働きがあります。

ガリは、お寿司を食べるときに添えられますが、これは生魚の生臭さを軽減したり、食中毒などの予防のため(殺菌作用)なんですね。

ジンゲロールに限ったことではないですが、生姜の成分は、抗炎症や抗酸化作用があることもわかっているので、生姜はとっていいことがたくさんですね。

消化力を高める生姜

生姜は消化力を高め、食欲を増進し、体内の水はけを良くしてくれます。

漢方も使われていますね。

毒性がなく使えるので、日本で医療用に使われている漢方薬の7割に生姜が含まれるそう。

アーユルヴェーダの世界では、消化を促すだけでなく、毒素を排泄してくれる働きもあると言われているらしい・・・!

生の生姜を少し食べると胃がカーッと温まりますよね。

胃炎などがある人にはオススメしないですが、消化に自信がない方には食前の生姜(ガリ)はオススメです。

新生姜とひね生姜

ひね生姜、というのはいわゆる普通の生姜です。

新生姜は旬のときにしか出回らない、採りたての生姜。

薬効や栄養価などは、ひね生姜の方が上のようです。

ひね生姜を消化力アップに活用するならば、生姜をすりおろして、ジンジャーティーなどにするのは良い方法だなぁと思います。

新生姜で手作りガリ

ガリは新生姜さえ手に入れば、家で簡単に手作りできます。

調べるとシーズンではないんですが、、なぜこの間手に入ったんでしょう(笑)

いつでも作れるように、レシピ載せときます!

わたしの作るレシピは、白砂糖は使わない、甘さ控えめなレシピですので、色々と気にされている方はクックパッドより参考になるかと思います(笑)。

材料

  • 新生姜 … 200g
  • 下ごしらえ用の塩 … 小さじ1/3
  • 酢 … 100ml
  • 粗糖 … 25g
  • 塩 … 小さじ1/3

作り方

  1. 新生姜を包丁やスライサーなどで、繊維にそって、できるだけ薄く切ります。
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、切った新生姜をさっと1〜2分ほどゆでます(薄ければ1分、少し厚みがあれば2分)。ゆで上がったら、大きめのざるに上げます。
  3. しっかりと水気を切り、ざるの中で新生姜を広げ、下ごしらえの塩小さじ1/3を全体にふりかけ、箸で軽く混ぜ合わせて塩をなじませます。冷めるまで待ちます。
  4. 冷ましているうちに、酢、粗糖、塩を火にかけ、一煮立ちさせます。粗糖を溶かしてこちらも冷ましておきます。
  5. 生姜が冷めたら、水気をギュッと手でしぼり、保存容器にうつします。漬け液も冷めたら入れます。
  6. 冷蔵庫で半日後から食べられます。

冷蔵庫で2ヶ月保存可。

食前にガリ生活

わたしは消化を促すために、家で食事を食べるときは、ガリをつまみながら食事をしています。

レモン水も消化促進に良いですが、ガリも良い感じ・・・!

噛むことで中の酵素も出てきて消化を助けてくれるんでしょう。

ぜひやってみてください〜♩


投稿者プロフィール

そのべひろみ.
そのべひろみ.
管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。

難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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