美味しいお味噌の選び方

みその選び方 ブログ

管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです。

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今日はお味噌の選び方を。

わたしは基本的に自分で手作りしたものを使っているんですが、

今年は手作り味噌が切れてしまい、市販の物もいろいろと楽しんでいます。

味噌ってどれも同じような表示なため、どれが良いのか迷ってしまいますよね。

市販の味噌の選び方、簡単ですがお伝えしていきたいと思います!

味噌の種類と材料

味噌の基本は3種。

米味噌、麦味噌、豆味噌があります。

味噌は、麹+大豆+塩で作ります。

米味噌→米麹+大豆+塩

麦味噌→麦麹(大麦)+大豆+塩

豆味噌→大豆+塩

となります。

豆味噌は、大豆に麹菌をつけて発酵させ、「豆麹」にして味噌にします。

基本は余計な物が入っていないものを

つまり、味噌に入っている余計な物とは、これら以外のものになります。

「出汁入り」「調合みそ」

など表記があるものはあまりオススメしないです。

それらには、アミノ酸等やカラメル色素が入っている物も。

調合みそ

日常使いの味噌としてはオススメしません。

通気孔がある味噌をチョイス

味噌は原料のままだと発酵し続けています。

常温においておくとどんどん発酵が進み、色が濃くなります。

味噌が発酵されることで産生される酵母菌は、発酵の過程でガス(二酸化炭素)を発生させます。

そのため、密封された容器で保存していると

どんどんガスが溜まって、開けた時にボン!と爆発したり、

容器が膨張して破損してしまうんですね。

つまり、生きた味噌をチョイスするには通気孔があるかどうかがミソなのです!

みその通気孔
上から見るとこんな感じなので、買う時に見えない商品も・・・
みその通気孔
あけるとこんな感じですね。

「酒精」はなんのために入っているのか

味噌の酒精

こんな感じで、「酒精」というのが入っているものがあります。

これはなんのために入れているのかというと、

発酵を止めるために入れています

上記のような、通気孔がある容器は良いのですが、

袋詰めにしたり、輸送時間が長かったり(常温で運べる)する場合には、酒精というアルコールを入れることで、酵母菌を死滅させてしまうので発酵が止まります。

生きている味噌(発酵している味噌)の方がわたしは好きですが

どんどん発酵が進むことで味にも変化が出てきます。

この味が好き!!という味に出会えても日に日に変わっていってしまうんですね。

(そこも良い、とわたしは思っていますが)

冷蔵することで、発酵スピードは抑えられますが、

この味を✨ということでしたら、酒精が入っていて、メーカー的に最適な発酵具合で止められているものを買うのも、悪くはないでしょう。

酒精が体に悪い、というわけではありませんが、

敏感な人は、味噌が少しアルコールっぽい味がする〜という人もいるようです。

(こどもが食べられないようなアルコール度数になるということはないので安心してくださいね!)

作り手で選ぶ

あとこれはわたしがよく商品を買う時に意識しているのですが、

作っている人(会社)を見ることです。

特に味噌は、菌をいかして作る物。

生き物なのです。

生き物は、人の波動によって、良さがかわってくることを感じます。

料理って、イライラしているときに作るとまずくなりません?

わたしは明らかに違うことを実感しています。笑

「気がいいもの」を日頃から取り入れるようにすることで、

気持ちも体もよくなっていく、そんな意識がわたしはすごく好きで。

ここの製品を買いたいなって思うお店で買うように心がけています。

味が好みであること

気が良い作り手であること

成分が一緒であれば、ここを大切にすること、とってもオススメです。

わたしが使っている味噌

わたしが愛してやまないのは、

マルカワみそさんです❤️

手作り味噌のための米麹はこちらから取り寄せていますよ〜!

麹を買う時に味噌も一緒に買ったりしています。

マルカワ味噌
マルカワみそ 日本

それから、今使っているのは我が地元、長野の立科にある酢屋茂さんのお味噌です。

酢屋茂の麦味噌
酢屋茂 麦味噌

今回は麦味噌を買ってみました!

米味噌と麦味噌を合わせた合わせ味噌も美味しかったですよ〜!

ぜひ参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

そのべひろみ.
そのべひろみ.
管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。

難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
詳しいプロフィールはこちら
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