10月30日まで「こども貧血共同研究」クラウドファウンデングby一般社団法人ラブテリ ご協力お願いします。

こども貧血研究 ブログ

管理栄養士のそのべひろみです。

2014年からサポーターとして活動している一般社団法人ラブテリで「こども貧血共同研究」のクラウドファウンデングを行っています。

クラウドファウンデングページはこちら

こども貧血研究

鉄欠乏などで引き起こる貧血は、人の生涯に影響を与える栄養素と言っても過言ではありません。

ラブテリでは、母子健康に注力し、妊娠前/妊娠中/産後の女性の健康支援を通じて、次世代の健康の底上げに取り組んでいます。

その中で今回、聖路加国際大学と共同研究で「こども貧血研究」を行うことになりました。

乳幼児にとって鉄分は脳の発達に欠かせない栄養素であり、米国小児学会は貧血リスクの高まる1歳でのヘモグロビン測定を推奨しています。

しかしながら、残念なことに日本では赤ちゃんの貧血スクリーニングは行われていません。

落ち着いて採血が難しい小さい赤ちゃんへの採血は倫理的なハードルがあるためです。

しかし、最近アメリカのマシモ社により非侵襲型(採血不要)のヘモグロビン測定器が開発されたことで、赤ちゃんのヘモグロビンの簡易測定が可能になりました。

そこで、ラブテリでは親御さんの同意を得て、2019年より測定器を用いたプレ調査を実施し、2歳~13歳までの子どもを対象にしたヘモグロビン測定を行いました。

2019年に行ったプレ調査では、ヘモグロビン測定をした子どもの約4割が貧血ということが判明しました。

「最初の1,000日」の研究では、2歳までに栄養状態を改善した場合では、賃金が46%アップしたという報告があり、脳が急成長する時期の栄養状態は生涯所得にまで影響することが明らかになっています。

早く見つけてあげて、月齢/年齢が小さいうちに介入すれば、成長は追いつくことができるということです。

ところが、これがもう少し大きくなってしまうと脳に起きた機能低下を取り戻すことは難しくなります。

このプロジェクトで実現したいこと

「こども貧血共同研究」によって、こどもの貧血の実態を明らかにし、全国で母子が貧血チェックを受けられる社会にしていけるよう、必要なエビデンスを創出したいと考えています。

そのための共同研究を聖路加国際大学と実施する運びとなりました。

2022年までに論文化を目指します。

エベレスト級の挑戦にはなりますが、ゆくゆくは自治体の乳幼児健診への導入、または保育園/幼稚園での園児貧血測定の実現を目指します。

何卒ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

10月30日まで

すでに100万円を超えるご支援をいただいています😢✨

10月30日まで、1500円からご支援いただけます。

金額によっては、ラブテリカウンセラーによるカウンセリングやリーフレット、レシピ本、代表細川によるセミナー等リターンがありますので、ぜひ!

詳しくはクラウドファウンデングページをご覧ください。

10月から行われる測定会には、わたしもスタッフとして参りますので、お会いできれば嬉しいです!

投稿者プロフィール

そのべひろみ.
そのべひろみ.
管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。

難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
詳しいプロフィールはこちら
タイトルとURLをコピーしました