管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです。
今日は
- 頑張り屋さん
- 自分でなんでもやろうとしちゃう
- 「こうあるべき」「こうすべき」「しなければ」感で動いている
- 自分よりもこどもが優先
- LINEやインスタのアカウントが自分じゃなくてこども(笑)
- 頼まれたら断れない
といったタイプの方にあるあるなお話をしていきたいと思います。
常に戦い(オン)モード
上記に書いた例に当てはまる人は、常にいつも何かと戦っています。
仕事に追われて、育児に追われて、こうすべき、こうしなければ、疲れているけど気合いで頑張っています。
自分が課したルールを遂行できなければ
「あぁなんてダメな自分なんだ」
「母親失格だ」
「仕事ができない自分はまだまだだ」
などと自分を責めます。
ママさんでよくある例だと
「添加物は絶対にあげたくないから、全て手作りのものをあげなければいけない」
「この子のために布おむつを使わなければいけない」
「◯時までに寝かせなければいけない」
などなど、〜しなければいけないルールが無意識で課されています。
真面目な人がとても多いです。
わたしは真面目ではないのですが、「こうしなければ」感がすごく強かったので、一人目の育児では自分のことを全然大切にできていなかったなぁと感じています。
副交感神経優位でおなかが動く
そういった、日常戦い(オン)モードで生きている人は、常に交感神経優位の状態です。
アドレナリンを出して、いつ敵がきてもいいような状況。
何かちょっとした刺激で、イライラが爆発します。
そんな人は食事中も戦っています。
食事で食べたものを消化吸収する時に働くのは、戦いモードとは反対のリラックス(オフ)モードで活発になる副交感神経です。
食べる時にリラックスできていないと、副交感神経が働かないので消化吸収不良を起こします。
つまり、食べたものを体に取り込むことができません。
リラックスして食事を食べる重要性
食事で一息ついていますか?
息、してますか?笑
わたしも頑張り傾向が強いので、こどもにご飯をあげながら「あ、息してなかったわ!」なんてことも(笑)
何かと常に戦う必要はなく、食事のときは楽しんだり美味しいなと感じたり一息つくことがとても大切です。
その方が栄養の吸収が良くなると言われるのは、気持ちの問題だけでは決してありません❗️
リラックスすることで副交感神経が働き、腸が動く。
リラックスすることで唾液が出て、消化酵素が促される。
ちゃんと身体の反応で出るのです。
食事中、お母さんがいつも怒っていたらどうでしょう?
お子さんもリラックスはできないですよね💦
おなかが動かない=便秘にも
交感神経優位で、副交感神経が使われていないと腸が動きません。
腸が動かないと、便秘にもなります。
この場合、いくら食べ物を変えても、水分を多くとってみても改善しないことが多いんです。
ちゃんとリラックスする時間を作ってあげることが、便秘にも非常に大切なのです。
小さい子どもがいるお母さんは、オフ(リラックス)の時間を持てない人が多いように感じます。
自分の時間がないから、常にオン(戦いモード)の状態。
食事中もオン、お風呂でもオン、寝る時もオン・・・💧
それでは消化吸収するタイミングも、便を出すタイミングも、身体は見つけることができないんです。
自分を大切にすること
オンとオフの切り替えをすることが、体調の改善、便秘の改善にも繋がります。
便秘を治すには、自分を大切にすることです!
なんてそれだけ言ってもなんのことやらという感じですが、ここまで説明すればわかってもらえるかと思います。
リラックスできる時間を作って、自分の好きなことをする時間を、こどもを預けてでも優先的に作ってあげることが大切です。
それが、自分の幸せでもあり、家族やまわりの人の幸せにもつながっていくことを忘れずに・・・
今日は以上です。
投稿者プロフィール
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管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。
難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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