管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです😊
いよいよ寒くなってきて冬が到来してきました。
この時期は特に、風邪予防、コロナ予防、感染症予防に、
ビタミンC、とっていますか?
免疫力を高めるためにも必須な栄養素、ビタミンCです。
ビタミンCがなぜ免疫に重要かというと
体の外から、ウイルスなどの敵がきた時に戦う部隊、白血球がビタミンCを必要としているからです。
白血球が働く時に、ビタミンCがあることで、正常に稼働することができるのです。
ビタミンCの使われる優先順位
栄養素には、使われる優先順位があります。
例えばビタミンCでは、
血液中の濃度を1とすると、脳は10倍、白血球は80倍、副腎は150倍ビタミンCを必要とします。
この図をみると、免疫部隊の白血球はかなりのビタミンCを必要としていることがわかりますね。
反対に、優先順位が高いところから、要求が大きい時はどうなるか・・・。
優先順位の低い他の部位には、ビタミンCがまわってこないんですね。
- ストレスが多い時(副腎からストレスに耐えるホルモンが出るため)
炎症が起こって白血球が稼働している時 - 頭を使っている時
こういう時は、ビタミンCは優先順位の低いお肌になんて届きません。
美白・シミ予防はビタミンCをそれぞれに満たしてから
お肌のビタミンCの優先順位はとても低いです(笑)
なぜなら、命に関わるところではないから。
もし美白効果やシミ予防(改善)でビタミンCを期待しているならば、
- 副腎疲労はないか?
- ストレス解消できているか?
- 炎症はないか?
などを考える必要があるのです。
炎症は、風邪もそうですし、慢性鼻炎や歯周病、虫歯、リーキーガッドなどの腸の炎症、アトピーやアレルギーなども炎症です。
気付いていない慢性炎症がある人は、常にビタミンCが白血球に持っていかれてしまっている可能性があります。
感染症予防のためのビタミンC
上記のように、ビタミンCの要求量が多い可能性がある人は
サプリメントレベルでビタミンCを補給しないと、感染症の予防にまでまわらないかもしれません。
ちなみにわたしは、副腎疲労もまだ完治できていないこともあり
1日最低3000mg、
仕事で頭をいっぱい使う日は、+2~3000mgとります。
こどもにはフルーツ&芋で補給
お子さんでしたら、やはり今の時期は柑橘系のフルーツ、キウイ、いちごを毎日少しでも摂っていくことが重要です。
じゃがいもやさつまいもなどの芋類にもビタミンCは多く含まれているので、おやつに干し芋や芋チップスもオススメ。
うちはよく、じゃがいもやさつまいもをスティック状にカットして揚げ焼きして、青のりやゴマをまぶしておやつにしています。
こども用のビタミンCサプリもありますが、ビタミンCに関しては基本的に食品のみです。
のどが痛い〜とか、熱を出したときには、わたしの使っているビタミンCのカプセルのサプリを割って、中身を梅ジュースやオレンジジュースに入れて飲むこともありますが
1年に数回程度かな。
免疫力アップに、風邪をひいちゃってからでも、ビタミンCはお守りのようになるものなので一家に一つ、ぜひ置いておいて下さいね。
投稿者プロフィール
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管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。
難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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