ナッツはカビ毒に注意

ナッツはカビ毒に注意 ブログ

数年前はナッツを常備、おやつはナッツでした。

管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです。

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糖質制限が流行って特に、おやつでよくみなさん食べているなぁという印象のあるナッツ。

無塩の素焼きナッツにしています!

というのは当たり前レベル。

(植物油脂で炒ってあるものは、それ自体が摂りたくない油であり、酸化もしてるから選ばない方がベスト)

ビタミンEの摂取源でもあり、くるみはオメガ3系の油脂も多めに含まれていますので、積極的に摂りたい食材・・・なのですが

実はナッツ、カビ毒が心配なのです。

輸入ナッツのカビ

ナッツは「アフラトキシン」というカビ毒に注意が必要です。

特に、輸入物は長期保存によってカビが毒を発生する可能性があるので、ナッツは食べるなら国産のものにしたいところ。

BUT 手軽に手に入るナッツって国産のものはほぼなし。

道の駅とかで殻つきくるみとかたまに売ってるけど(笑)そんなの日常で買える人いないですよね・・・

アフラトキシンを殺す方法

アフラトキシンは加熱しても2割くらいしか減りません。

あ〜輸入ナッツ大量に家にあるよ〜なんて人。

捨てなくても大丈夫です。

そんなアフラトキシンを殺す方法があります。

それはなんと、よく噛むこと

なんと、30秒以上唾液にさらすことで、アフラトキシンほぼ0になります。

こどもや高齢者は

アフラトキシンの殺菌効果は、唾液に含まれる酵素による影響です。

唾液中の酵素がどれだけ働いているかは、いうても個人差があります。

酵素はタンパク質からできているので、タンパク質が足りない、または胃腸が悪くてタンパク質が吸収できていない人は、酵素が作れていない可能性ありです。

10歳以下のこどもや高齢者は、タンパク質の代謝力が低めなので、酵素もそれほど作られていないことが多い。

こどもは、脂質を代謝するカルニチンの合成酵素も少ないので、脂質も大人に比べて代謝しづらいことを考えると

ナッツを積極的に食べることはそんなにオススメではないですね。

こどもはやっぱりでんぷんのおやつがいいかなぁ。

ご飯とか、芋とか、かぼちゃとかを使ったおやつに、卵とか小魚とかね。

アーモンドフィッシュも、食べるときはよ〜く噛んで食べるようにしましょう!

我が家でナッツを大量に食べる機会があるのは、

ナッツのおやつ
煮干しとナッツのおいしいレシピ

これを作ったときくらいなので、しっっっかり、噛んでもらおうと思います。

または国産ナッツなら少しは心配は減るけど、結局長期保存してたら一緒かなと思います。

日本は湿気もすごいし。

とにかく、ナッツは30秒噛め!

唾液ってすごいなぁ。


投稿者プロフィール

そのべひろみ.
そのべひろみ.
管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。

難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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