コーヒーは体によくない?コーヒーの代わりに飲んで欲しいもの

コーヒーは体によくない?コーヒーの代わりに飲んで欲しいもの ブログ

管理栄養士、分子栄養カウンセラーのそのべひろみです。

カウンセリングをしていると

「私、コーヒーが好きでやめられないんです」

という方がよくいます。

そういう人は本当にコーヒー好きなのか?

はたまたコーヒー(カフェイン)依存症なだけなのか?

見極めポイントがあります。

宮古島のカフェ

コーヒーだったら何でも良い人は要注意

カフェイン依存の人は、コーヒーであればなんでも良い人がほとんどです。

質にこだわらず、コンビニのコーヒー、缶コーヒー、ファミレスのコーヒーなど、

とにかく飲めればなんでも良い。

コーヒーを飲むことが悪いわけではなく

コーヒーコーヒーコーヒーと、
コーヒーを異様に欲してしまう状態が悪い状態に陥っている、という可能性があります。

カフェイン依存

カフェインは中毒性がありますので、

習慣化してしまうと、やめられなくなってしまいます。

ですが、なぜカフェイン依存になってしまったのか?

そこが問題です。

仕事が忙しくて気合を入れるために飲む

食後眠くなってしまうから飲む

イライラして落ち着かないから飲む

空腹をごまかすために飲む

疲れているときはコーヒーが飲みたい

カフェイン依存になっている人は、大体こんなときにコーヒーを飲まれるのではないでしょうか。

このカフェインを欲してしまっているとき、体では同じようなことが起こっています。

疲れている時は特にコーヒーは控えておく

私がお伝えしているのは、

「美味しい〜!」と言いながら

リラックスしている時にコーヒーをいただくのはOK。

友達とカフェに行く時に無理に我慢する必要はないかなと思います。

NGなパターンは、

「あ〜疲れた〜コーヒー飲も。」

「眠い、、きつい、、コーヒー飲も。」

のパターン(笑)

あるあるですよね。

このような状態の時は、低血糖状態になっていたりすることがほとんどです。

ここでコーヒーでアドレナリンを出すと、さらにストレスが↑になってしまいます。

甘いものをここに組み合わせて食べてしまったら、高血糖になり、そしてまたガクンと低血糖と、血糖値の乱高下が起こります。

代わりにはBCAAか漢方がおすすめ

わたしはコーヒーを欲してしまうような疲れがどっと出そうだな〜という時には、

(疲れが出る前に摂るのがおすすめ!)

BCAAか漢方を摂るようにしています。

どちらも血糖値を穏やかにあげてくれるのと、それぞれの効果で疲労回復や穏やかな気持ちにさせてくれます。

BCAAはどちらかというと、カフェインの気合入れ、眠気覚まし代わりに。

漢方は、疲労回復とメンタルの安定に。

といった感じでしょうか。

わたしは気分で決めています。

BCAAは無添加のものは不味いのでカプセルを、漢方は顆粒のものをお湯に溶かして飲んでいます。

BCAAカプセル ライフエクステンション
Life Extension, Branched Chain Amino Acids, 90 Capsules

トレーニングとかしているわけではなく、少し疲れてた時にとりたいな〜という人におすすめ↑

RSP Nutrition, BCAA 5000、すぐに飲めるBCAA、240粒

トレーニングのときも使いたい、効果がほしいいいい!という人におすすめ↑

漢方はこのあたりがおすすめ。

また詳しくお伝えします。

ここから下は、さらに詳しく仕組みを知りたい方が読まれると良いかと思います↓

カフェインをとることで交感神経優位に

カフェイン(特にコーヒー)をとることで、アドレナリンが出ます。

過度なアドレナリンは血糖値を上昇させ、興奮、緊張、恐怖、心拍を強く速く、呼吸を早くし、自律神経の乱れを生じます。

これに対する良い効果ももちろんあります。

脂肪燃焼が促進されたり、やる気がアップしたり。

ただ、メンタルにおいては薬と同じで、そのときは良いけれど長くは続かず、あとになってマイナスの効果の方が大きくなる可能性があります。

現代は交感神経優位になってしまうことでの弊害が多い

慢性疲労、ストレスの多い現代、PCやスマホを見る時間そんな状態や過ごし方が多いのではないでしょうか。

この場合、コーヒーはマイナスに働いてしまいます。

疲労やストレス、ブルーライトは交感神経優位に。

コーヒーも交感神経優位に。

総合的に交感神経優位になってしまうのがわかると思います。

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスをうまくとることで体の機能を果たします。

交感神経優位だと、副交感神経が劣ってしまいます。

副交感神経は消化を促す

ここで、栄養の専門家の私がお伝えしたいのは、

副交感神経は消化を担っているということです。

胃を動かし、胃酸を出し、腸を動かし、消化酵素を出し・・・

栄養素の消化・吸収は副交感神経が優位の状態です。

交感神経ばかりが優位な状態だと、

消化がうまくできません。

これがたまにではなく、毎日日常的になってしまったら大変。

1年、2年、5年、10年と続けると

栄養がうまく摂れていない状態が続き、病気につながるでしょう。

いつかの宮古島旅行にて♩

ちなみに、コーヒー、わたしも大好きです。

美味しい大好きなコーヒー屋さんの挽きたて焙煎コーヒーをとっておきのときの楽しみにしています♩

疲れている時の手段となるよりも、幸せを噛み締めて美味しく飲む、これが最高ですよね!

投稿者プロフィール

そのべひろみ.
そのべひろみ.
管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。

難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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