管理栄養士のそのべひろみです。
低血糖の症状がある人(糖尿病などの疾病のある場合を除く)は、補食が必要です。
特に補食を勧めているのは、夜間低血糖明けの朝起きてすぐと夕方15~16時、それから夜寝る前です。
そのほかの時間帯も補食が必要となる方もいらっしゃいますが、ここでは一般的に。
朝起きてすぐの補食
朝起きてすぐは、夜の間に食事がとれないため、血糖値がキープできない状態の人は、低血糖に陥ってしまいます。
- 朝起きてだるい
- 肩首背中が凝っている
- 食いしばりがある
- 夜中に目が覚めることがある
などの人は、夜間低血糖になっている恐れありですので、必ず目が覚めたらすぐに補食をとりましょう。
食いしばり 朝起きた時に疲れてる 夜中に目が覚める・・・夜間低血糖かも?
そのまま何も摂らずに朝の準備にとりかかってしまうと・・・
- こどもが起きてこなくてイライラ
- こどもの準備が遅くてイライラ
- こどもが朝食をだらだら食べてイライラ
- こどものわがままにイライラ
ということになってしまいますのでご注意を。
頭も体も働かせるためには、必ず補食を入れてあげて下さい。
なんでイライラしちゃったんだろう・・・とこどもを送り出してから反省する日々は、補食を摂ることで改善できるかもしれません!
夕方の補食
夕方16~18時は、血糖値を安定させるホルモンであるコルチゾールが一番低下する時間帯です。
そして、昼食からも時間があいているため、最も低血糖になりやすい時間帯。
夕方といえば、お母さんにとって最もバタバタする時間ではないでしょうか。
こどもを迎えに行って、おやつの準備、宿題をみて、お風呂の準備、夕食の準備。
お風呂を入れて、ご飯を食べさせて、寝かしつけの準備。
怒涛すぎやしませんか💦
ここで低血糖になっている場合ではない!
頭と体フル回転、エネルギーが補給されなかったら、体は無理やりアドレナリンを出してさらにそのあと疲労に繋がってしまいます。
ただ補食をとるだけでよいんです。
15時のおやつ、こどもと一緒に食べましょう。
(ただし、血糖値を急激に上げてしまうような甘いお菓子(チョコなど)やコーヒーはこの時間帯には向きません。)
夜寝る前の補食
夜寝る前も夜間低血糖予防です。
これから8時間とか何も食べれない時間が続くのに、血糖値を安定させるホルモンがうまく出ないかもしれない?
ならば補食をとっておきましょう。
おすすめの補食
今の時期にオススメなのは、はちみつを使ったホットレモネード。
わたしもかなりのめんどくさがりやなのですが、手間がかからず、美味しいので続いています。
次のブログで紹介しますね。
では、疲れがたまっているお母さん、からだに優しい補食で少しでもエネルギー補給をしてあげてくださいね。
投稿者プロフィール
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管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。
難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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