管理栄養士のそのべひろみです。
日々の補食にたんぱく質、補給していますか?
たんぱく質の消化力=胃腸の健康 ペプシノーゲン検査と消化をサポートするサプリメント
こちらでも書きましたが、人によって消化能力は様々。
たんぱく質の理想の量は計算ですぐ出せますが、
それを摂っても吸収されていないと意味がありません。
たんぱく質が消化できていないとき
たんぱく質が消化されていない時、よくある症状としては
- 食べた後に胃がもたれる感じがする
- いつまでたっても(3時間以上)おなかが空かない
- おなかがポコポコいって、ガスっ腹になる(腹部膨満感)
- 便秘や下痢になる
- おならや便が強く臭う
といった具合です。
このような状態になっている場合は、食べたたんぱく質が消化されていないことが考えられます。
そして、普段プロテインを補食としている方、
プロテインをとったあと、上記のようなことはありませんか?
プロテイン(たんぱく質)がきちんと消化されていないかもしれません。
たんぱく質は消化されてアミノ酸やペプチドになる
たんぱく質は消化されることで、たくさん繋がっている分子が切り離されて、細かい分子になります。
それが1つまで切り離されるとアミノ酸、数個繋がった状態をペプチド、といいます。
この、アミノ酸やペプチドの状態まで小さくなって初めて小腸から血液や細胞に吸収されて、体内で利用されていきます。
が、消化されていないと、大きい分子のまま腸に入ってしまいます。
リーキーガッドがある場合は、
大きい分子のまま体内に入り込んで異物となり全身に影響を及ぼしたり、大腸で腸内細菌のガス発生の元になってしまうということが。
そもそも消化力が低い人は、
低血糖やカンジダやSIBOがあることも多いため
様々な対策をしなければいけませんが
まずやることとして、自分の消化力のキャパ内の量のたんぱく質を摂取していくということ。
最初に示した、消化していないときに起こる症状がないような
たんぱく質の摂り方をしていくことをオススメします。
消化力の低い人はプロテインより出汁スープ
いろいろ書きましたが、自分は消化がうまくできていないなぁと思う人は、
補食はプロテインよりも出汁スープがオススメです。
こちらの出汁スープ、サラッサラの粉でとっても美味しいんです。
出汁のもとであるアミノ酸が豊富に含まれた素材が粉末になっています。
素材自体はたんぱく質ですが、加工することでペプチドの状態になっているそう。
消化に優しいペプチドです。
(人によっては、これでもおなかが張る状態の方もいるので、様子をみてとってくださいね)
原材料
でんぷん分解物(キャッサバ芋・タイ)、カタクチイワシ(福岡・長崎県近海)、カツオ(鹿児島県近海)、昆布(北海道)、原木栽培椎茸(大分県)、無臭ニンニク(山口県)
でんぷん分解物はサラサラに保つ成分でもあるので、完全に素材そのもの!!というわけではないのですが、メーカーのこだわりをみてもオススメしたくなる商品です。
使い方
- そのままお湯に溶かして飲む
- その中にご飯をぶっこんでお茶漬けみたいに食べる
- みそ汁の出汁に使う
- チャーハンや炒め物、お好み焼きなどに(味○素のごとく)
- おひたしにかける
溶けやすくていろいろなところに、もうひと旨み!加えられますよ〜。
プロテインと比べて
- 分子が小さく消化しやすい
- 消化力の弱い人、こどもやお年寄りにも使える
- たんぱく質の量としては少ないので補食として使う
- ミネラルも豊富なため、鉄や亜鉛、マグネシウムなどの底上げにも◎
- 低血糖予防にもオススメ
インスタグラムにも詳しく載せてありますのでよかったらご参考に。
プロテインがダメなわけでなく、消化のキャパによってはプロテインをとる段階ではない方もいます。
消化力が低めな方は、まず出汁スープやボーンブロスから。
プロテインを飲んでも平気な胃腸を作っていきましょう!
投稿者プロフィール
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管理栄養士/PNTトレーナー/臨床分子栄養医学カウンセラー
病院栄養士、陸上実業団専属栄養士を経て独立。二児の母。
難しい栄養学を「誰もが腑に落ちる栄養学」にしてお伝えしています。
分子栄養.コンディショナー養成講座主宰。
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